国 

 

 国家とは一定の共感や意思による集合体や結束体であり、結合による国家は戦前の日本だけ。

 欧州は国ごとに国家体制が形成され似通った文化を持つが国ごとに言語や価値が出来ており、産業や法律、宗教、民族間の意識的な国家体制と権利を明白にできる歴史を持つ。
 日本の近隣諸国は、欧州の中世の国家体制覇王主義、君主体制で国家の成り立ちを20世紀初頭頃まで使い続けたために後発的になり、国際法などの体制を理解できる国家が無かった。

 明治時代、東洋に国際的に通用する国は日本だけで、多くの西洋白人諸国も有色人種のアジア人を後発的、100年時間が止まった人種と捉えていた。そんな中、日本はいち早く知識を世界に求め、産業は勿論のこと、日本人の道義的心情を柴五郎が義和団の乱で世界に示し、世界から称賛の声を贈られた。中でも英国は露との対立関係と日本の潔白でいさぎよい武士道精神に魅せられ、日本と同盟を結んだ。日本が世界の一等国となった瞬間だった。

 日本は国家主体的中枢は〝皇室〟、英国は〝王室〟で、仏や蘭などの多くは宗教と民族的主体中枢にあり、独は君主制的民族主体中枢の国、露は権利体制主体中枢が色濃く、アフリカ大陸などは民族より小さい部族的価値観にあり、国家形成におくれをとりました。

 世界的には宗教的民族的価値よる体制が多く、米は移民大国で宗教的主体中枢の国。米国はキリスト教を中枢に文化的価値を見いだし、世界的に多くの主体的中枢は宗教であったり、国家の形成は〝信仰の団結〟か〝民族の団結〟の二面性が国家体制の基礎であり、この二面性無くして国家無し、それぐらい国家とは一定の中枢が必要不可欠でした。

 しかし、東洋は東南や中東には宗教的な形成は存在したが、ことに東アジアでは、宗教的な価値としては宗教留まりであり、民族的な価値は支那の易姓的革命や中華思想の基本的なスタンスでありながら、取り分け日本の国家主体中枢は支那の易姓革命や中華思想にも当てはまらない独自の〝万世一系の皇室〟と民族的価値、そして世界的類を見ない『礼節を重んじる神道の道義的国家体制にある』この国家体制の成り立ちは先の大戦で敗戦国となった日本とドイツの戦後の国家形成に違いが出ている。

 先程の欧州、詰まりドイツの近隣諸国は文化的にも価値観や歴史観はほぼ同じで、いわばグループの中の一個体。敗戦後にドイツは自国の戦争の歴史に対し向き合い近隣諸国に謝罪し新しいドイツとして今や欧州のリーダーとして返り咲いた。強い民族的意識が色濃く世界有数の工業国である。

 では東アジアの我々の日本は?…これも先程、書いたとうり欧州各国や世界的な国家形成中枢基準に当てはまらない『中華思想』と『易姓革命』が主体で支那大陸には55の部族がいるが欧州と共通の価値観は民族的あるものの易姓革命的、覇王主義により圧迫し、アジアは国際的な国家形成が出来ない後発的、時代おくれの群と西洋諸国は位置づけました。しかし日本だけ唯一国際的に国家と認められ、世界に類を見ない国家体制で、それは英国の王室に近く、また民族的価値観と自国語、宗教とは異なる神道を中心にした独自文化と心情的道義価値観を持つ国であり、先の大戦後、ドイツの様に近隣諸国と関係改善が進みにくいのは性質上の違いと戦後のGHQの反日政策が大きい。戦後日本の占領政策で米国は日本人の〝価値〟を奪い、日本の近隣諸国に対日政策を日本国民には日本侵略戦争と広言して、日本人の心情に自虐主観と同時に近隣諸国が欧州と同じような共通性が東アジアには無く、中でも朝鮮半島の民族意識は、中華思想が頭の片隅にあり、日本より劣る事が汚点で、日本より上位になければ、日本人より優れた民族という思想観点がある。日本の近隣諸国の民族は〝大人の対応力〟に欠け、国家体制は非常に脆い中枢が無い国である。日本は歴史的にも国家としての成り立ちは世界一古く、〝祭祀主でもある皇室〟を中心とした2700年近い歴史を誇る国で、戦前までは日本人ほど完成された民族はいないと称賛され、宗教や民族の集合体、武力や力の結束体による国家形成でなく、世界で唯一の『結合』と言う理想的な国家体制を樹立し近代国家の明治に至るまで、幾度の戦乱を経て来ましたが、外敵には一度足りと負けたことは無く…世界は力によるバランスで成り立ち〝弱肉強食〟は自然の摂理。世界に立ち遅れたアジアやアフリカの国々は西洋諸国の植民地として支配され、アジア独立国と言えるのは、タイ王国と日本だけでした。しかしタイはマレーシア(英)インドシナ(仏)の緩衝地として国家の体面があっただけでアジアで自国独立国は日本だけでした。この力による支配世界の中、日本は大正時代から昭和6年頃位まで、世界最強の国家となり、どんな大国も日本に戦いを挑む馬鹿な国は在りませんでした。それは日本は支那大陸に百万単位で兵力を派遣でき、陸軍常備兵力25万、予備兵力200万で、まだまだ陸戦は機械化が発展途上にあり日本の兵力は脅威であったし海軍も日本は英国や米国と対当か、それ以上と言われました。日本は西洋諸国の合理的主観による国家体制でなき、昭和大元帥陛下の大御心と自国愛の結束による君民一体の国だったから団結力は世界一です。また、ロシアは日露戦の敗戦や第一次大戦でチェコ軍を救出するために日本軍がシベリア出兵、この出兵の時にウラジオストクを占領しバイカル湖以東周辺にまで日本の勢力下に置いた日本軍の強さや、日本陸軍の勇ましい行軍を目の当たりにし、その後ロシアからソビエトとなってからも対日恐怖症は拭えず南下を諦めざる終えなかった。
  中でも米国は日本の世界に於ける飛躍を見ており、日本の勢力に白人が圧迫される危機感を感じていました。米国は日本軍や日本の習性を徹底的に研究し、日本軍ほど規律を遵守し統制の取れた軍は無く、国際法を厳守する国家であると判断した。しかし勤勉で探究心が有ることは白人至上差別化の時代に日本の世界進出は脅威でしかなかった。国家間に於ける戦争は個の戦いで無く、集団の戦いで日本ほど統制が取れた軍、日本ほど任務に忠実な軍は欧米に無く、況してや国家体制が未熟な東洋に世界が理想とする国家体制が存在した事は、欧米も日本を神秘的に見ていた。そんな日本を統治しているのは誰だ?どうすればあんな国民性が出来るのか?など欧米や他の国々に無い『価値観』が日本人の人格を昇華させました。世界の国々の統治は〝権利〟つまり権力、絶対君主が国家を治める事が中世より当たり前でした。君主がいて家来達を手足の様に使い、国民から税収を収めさせ国事を行う。君主に力(権力)がなければ国家が維持出来ない事は当然ですが?日本の場合は権利(権力)その物自体、明治以前は幕府が政務を行い、明治以後は政府が行いました。世界は政務機関が最高機関ですが我が国、日
本は『代々天皇陛下が統治』する国。国家機関は天皇陛下から政務を委託され国事をして、天皇陛下の主な事柄は飽くまで『神事』で国民の幸福や平和は勿論のこと、国民が知らぬ間に背よった『罪と穢れ』を天皇陛下が国民の罪穢れを、みずからが背よい国民の罰をうける神事。これが『大御心』であり我々、国民と皇室の絆なのです。世界が作りたくても作れない、これが国民と皇室の関係であり、皇室の様な権力ではない権威は永い歴史が創りあげた賜物です。世界一の歴史を誇る国、『力がある、強い方が絶対正義、弱肉強が自然の摂理だが!!勝った方が正しい事自体、あまりに原始的な考えではないだろうか?』欧米の産業は世界を変えた!良い意味でも悪い意味でも。文明の発展と機械化からIT。

 しかし人類が本当に発展しなければ成らないのは『心のあり方』。当時の日本人が示した〝あり方〟にあります。日本にしか有り得ない国家体制その物が国体であります。

 

 現在の日本社会は日本の名をした別の国家に思えてなりません。もし日本に陛下が存在しなかったら日本その物が存在しなかったでしょう。日本とは奇蹟の国なんです。力による支配でも、宗教による信仰心でも、民族による集合でも、規律による結束でも無い、世界で唯一の〝心による結合体〟が我が国、日本国です。だからこそ民族の誇りを取り戻し、日本と言う権威である皇室を尊い、親や先祖に感謝できる、本来の日本人に還れば日本は日本に立ち還れるでしょう。

 

 

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